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黄熱予防接種の推奨地域
http://www.forth.go.jp/useful/img/yellow_map.jpg

【黄熱にかからないようにするために!】
黄熱に感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種が推奨されています。高齢者では副作用が起こりやすくなります。接種後の十分な観察期間がとれるようにしましょう。
また、黄熱ワクチンは生ワクチンなので接種後28日間は他の予防接種をすることができません。トラベルクリニックなどで予防接種の順番を相談したうえで黄熱ワクチンを接種することをお勧めします。
黄熱に感染する地域の多くは、同じく、蚊によって感染するマラリアやデング熱などの流行地でもあります。予防接種を受けても、蚊に刺されないように予防することが必要です。
長袖・長ズボンを着用しましょう。虫よけスプレーや防虫ローションなどをこまめに使用しましょう。
但し、海外では、国内で販売されているものに比べ、有効成分濃度の高い虫よけ製品が販売されています。肌に刺激のないものをこまめに使用しましょう。

【感染が疑われたときは!】
通常3〜6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐をおこします。一部はそのまま回復します。重症化するといくつもの臓器からの出血や黄疸をおこします。
致死率の高い病気です。特別な治療法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。早期治療で体力を保つことが重要です。
発熱などの症状がでた場合、速やかに医療機関を受診してください。海外で症状がでたときのために、渡航先の医療事情を確認しておきましょう。
外務省在外公館医務官情報 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html