あれから7年・・・

2010年11月9日、仙台市で24才の宮城第一信用金庫職員が首つり自殺した。
単なる自殺ならよくある話だが、異様なのは彼が死の直前までネットで自殺予告を書き込み、
そしてユーストリームで自殺を実況中継していたのだ。
書き込み中に自殺を予見した人が仙台北署に電話するが軽くあしられていた事も判明している。
 
趣味はナンパだったという社交的な男性だったが就職活動に失敗、
大手には就職できず宮城第一信用金庫へ。
本部のシステム部署に配属されるが
上司とうまくいかず鬱病に。
試用期間中にも自殺未遂を起こして入院、再度硫化水素で自殺をはかるが会社にバレ休職。
仙台の進学校を卒業したプライドもあったのか、退職という手段は取れなかったようだ。

マスコミは自殺幇助などと騒いでいるが男性が参加していたスレを見ると、取りやめるよう説得したり、
オフで会おうとする書き込みも多々みられる。
成人した大人、生きるのも死ぬのも自由だが実況を見たものには強烈な印象と後味の悪さだけが残った。