採用者が比較的多く、今年の就活で人気が高かった総合商社も、上位に入った。5大商社の中で、トップ10に入ったのは、64.2で5位の三菱商事、64.0で7位タイの伊藤忠商事、63.9で9位タイの住友商事の3社だ。丸紅は63.5で11位、三井物産は63.2で16位だった。
業績好調の伊藤忠商事の評価が高い。ただ、5社中トップの三菱商事と、最下位の三井物産の難易度差はわずか「1.0」だ。人気業種だけにどこも難関ということになる。

また総じてマスコミの入社難易度が高いのも特徴だ。テレビ局はテレビ東京が63.3で13位、テレビ朝日とTBSテレビが63.1でともに19位、日本テレビ放送網は62.3で28位、NHKは62.1で34位、
フジテレビジョンは61.2で59位などとなっている。番組の視聴率が急伸するテレビ東京がトップで、苦戦するフジテレビが最下位と、東京キー局の中での勢いがこのランキングにも反映される結果となった。