働き方改革へ労働局と協定12/21 19:31nhk
労働時間の短縮などいわゆる「働き方改革」を進めるため山口銀行と西京銀行の2つの銀行が21日、山口労働局と協定を結び、今後は連携して「ワーク・ライフ・バランス」の推進などに取り組んでいくことになりました。
この協定は山口労働局と連携して労働時間の短縮などのいわゆる「働きかた改革」を進めようと締結し21日の午前、周南市の西京銀行本店で開かれた協定の締結式には西京銀行と山口労働局の代表が協定書をお互いに取り交わしました。
今回の協定締結について西京銀行の奈村幸一郎人事部長は「取引先も含め働き方改革を推進することでより発展するよう連携できれば」と話していました。
山口労働局の金刺義行局長は「県内企業に働き方改革を浸透させるため地元で広いネットワークを持つ銀行と協力をして推し進めていきたい」と話していました。
また、21日の午後には下関市に本店を置く山口銀行も山口労働局との間で同様の協定を締結しました。
今回の協定締結で山口銀行と西京銀行は有給休暇や育児休暇の取得を促す「ワーク・ライフ・バランス」や、短時間労働など柔軟な働き方といった7つの項目の実現に向けて労働局と連携を強化することになります。
山口銀行の吉村頭取は、「地元企業は働き方改革への関心は高いものの試行錯誤しているのが現状だ。
労働局の知見を生かして企業の労働生産性の向上や発展につなげていきたい」と話していました。