DNAの改変、ということから、下記のポーの一族の一節を
思い出した。
「...変化している
変化して...
ぼくの内部で血が肉が骨がすべての組織が変化している...
血がゆるく流れ からだが冷たくこごえ
のどもとから指先から なにかちがう結晶が分裂し成長して
からだ中に ゆうるりと ゆうるりと ゆうるりと...」
(「メリーベルと銀のばら」より引用)
ただし、吸血鬼になると、キリスト教的には魂のない存在に
なるのだろうが、それと引き換えに、永遠の若さと命を授かることになる。
しかし、コロワクは、病にさいなまれて早死にするわけだから、
良いことは何一つない。