2022年02月12日
米大学、『霧の脳』などのコロナの後遺症、抗ヒスタミン薬でほぼ消えると報告

新型コロナ感染後、「脳の霧」(Brain Fog)と呼ばれる「最近の出来事や名前を
思い出せない」といった認知機能・処理機能の低下が一部で報告されていますが、
抗ヒスタミン薬を服用することで大きく改善したカリフォルニア大学アーバイン校
の研究者がが発表している。

40代医療従事者の女性。新型コロナ完治後も頭がボーとしていたが
フェンヒドラミン(抗ヒスタミン剤・ベナドリル)を服用し症状が改善。
次に医者の薦めでパモ酸ヒドロキシジンを50mgを処方し9ヵ月服用。
新型コロナの疲労感、脳霧、運動不耐性、胸痛などの症状はほぼ消え
職場復帰して病気前の機能の90%を達成。

中年の教師をしていた男性は感染後1ヶ月しても関節痛や不眠、心拍数の上昇、
脳がおかしいという症状を訴えていました。問題は感染から1年が経過しても
症状が消えなかった。抗ヒスタミン薬『フェキソフェナジン』から
『ジフェンヒドラミン』25mgに無作為に切り替えたところ、その翌朝に
脳のスッキリしている感覚があり以降、夜にジフェンヒドラミン25mg、
朝にフェキソフェナジン180mgを服用し続けたところ現在は体の95%良くなった。

https://zapzapjp.com/59003838-2022-02.html