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https://www.marukome.co.jp/marukome_omiso/hakkoubishoku/20181025/10134/

マルコメ株式会社広報宣伝課の発酵マイスター・尾田春菜さん曰く
「発酵と腐敗の違いとは、人間が人間の視点で決めたこと。
どちらも微生物の力によって物質が変化することをいうのですが、
それが人間にとって有益なものであれば発酵、
有害なものであれば腐敗ということになります。
とはいえ、この2つは文化的な観点から見ると曖昧になってきます。」
「例えば、日本人にとってはなじみ深い納豆やくさやといった発酵食品も、
海外の方から見たら腐った物だと思われがちですし、逆に日本人から見たら、
『世界一くさい食べ物』といわれているスウェーデンの
シュールストレミング(塩漬けにしたニシンの缶詰)は
腐っているとしか思えなかったりしますよね。
体にとっていいのか悪いのかという以前に、食べられないという人も多いと思います(笑)。
そういう意味では、文化の違いで相容れない部分もあり、
絶対的な線引きが難しいところ。
微生物にとってみれば、ただそこで生きて活動しているだけなんですけどね(笑)」