>>181
なにか良いことをするにせよ、多くの人に良いことが同時に少数にとって
犠牲を強いるということがままあるということです。
あるいは自国によいことが隣国には害になる。
そしてそれは固定的ではなく流動的にダイナミックかつ複雑に絡み合っている

畑を耕してわかったことがある。
庭やプランターだと1本のキュウリ苗から20本のキュウリが収穫できたら
感謝であり、上出来である。
しかし畑を借りて、畑にキュウリ苗を植えると、少なくとも100本は収穫でき
うまく栽培すると150本は可能でっあた。私よりうまいプロは200本収穫するで
あろう。
つまり農業は肥沃の畑と技術があれば、10倍の収穫量に化け、余剰生産物を生む
余剰生産物は必ず富となり、富は人と人を分断し、人を不幸にするのである。

中村哲氏の用水路が富を生み出した結果、必然的に利権争いを生み、教団に
斃れることになったのである。