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輸入大豆

Q.17 日本の大豆の輸入相手先は?
A.
平成30年(1〜12月)の実績では、(1)アメリカ(232万t)、(2)ブラジル(56万t)、(3)カナダ(33万t)、(4)中国(3万t)となっています。

【解説】
近年、アメリカからの輸入量は約7割で推移しています。
なお、世界における2019年生産量ベスト5は(1)アメリカ(12,366万トン)、(2)ブラジル(11,700万トン)、(3)アルゼンチン(5,500万トン)、(4)中国(1,590万トン)、(5)インド(1,100万トン)となっています。

Q.18大豆の関税は?
A.
昭和36年の輸入自由化以降、漸次引き下げられ、47年以降は無税です。

【解説】
明治32年以降大豆には関税がかけられていましたが、世界大戦等の影響により数回免税になりました。
その後、自由化の議論が活発になってきた昭和26年に10%の関税を復活。
昭和36年の輸入自由化の際の関税は1kgにつき4.8円(従価13%相当)でしたが、その後ケネディラウンドを経て昭和47年までに0円に引き下げられました。
ただし、昭和48年にアメリカの大豆輸出規制があったため、協定上正式に無税となったのは昭和55年になります。

Q.19 世界各国の大豆の単収はどれくらいか?
A.
2018年における世界の10a当たり収量の平均は288kgであり、日本の平均単収(167kg:2018年)に比べ7割ほど高くなっています。
主産国の単収は、
アメリカ:347kg/10a、ブラジル:324kg/10a、アルゼンチン:328kg/10a、中国:189kg/10a となっています。