信仰と人間 ー心の指針131ー

「信仰」という言葉がずいぶんと軽くなった。
「神なき者は愛を知らず」という。
愛なき人間が世の中にはびこるのは、
神を知る方法を忘れ果てたからである。
現代の科学では、とうてい神を知ることはできない。

心清くあれ。
汝は神を見るであろう。
隣人を愛せよ。
その時、神はあなたの側近くにいる。
結局、信ずることによってしか、神を知ることはできないのだ。

それをあざ笑うあなたは、天より地に落ちた、
一粒の雨だれにしかすぎない。

信仰こそが人間を本物にする。
邪悪なるものと戦い、真なる平和を世に持ち来たらすもの、
それが信仰である。

真理に生きる者よ、弱くあってはいけない。
信仰を見下し、
信仰を汚し、
信仰を踏みにじる者には
獣の印が額に刻まれていることを、
よくよく知るがよい。