そこでわたしは、さらに第四の獣の
真意を知ろうとした。その獣は他の獣と異なって、

はなはだ恐ろしく、その歯は鉄、
そのつめは青銅であって、食らい、

かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。
この獣の頭には、十の角があったが、

そのほかに一つの角が出てきたので、
この角のために、三つの角が抜け落ちた。

この角には目があり、また大きな事を
語る口があって、その形は、

その同類のものよりも大きく見えた。

わたしが見ていると、この角は聖徒と戦って、
彼らに勝ったが、

ついに日の老いたる者がきて、
いと高き者の聖徒のために

審判をおこなった。そしてその時がきて、
この聖徒たちは国を受けた。