この世へ生れ来たりし上は一日なりとも長く生きて、一つでも善き事を多く行いて、後の世の我身の行く先の足場を作り置くべし。

霊魂のみになってからは、善をなさんと思いても、肉体なければなす事はできぬ。

善なることはたとえ少しなりとも勉めてこれを行うべし。一粒の粟の種をほどよき土に下せば、万倍の実を結ぶを見よ。

出口王仁三郎