http://www.rinnou.net/iroha_uta/01_i.html
無位真人もどっぷり基体説だよ↓

赤肉団上に一無位の真人有り――赤肉団はお互いの肉体のことだ。
切れば血の出る、このクソ袋のことだ。朝から晩までブラ下げておるこのクソ袋の中に、
一無位の真人有りだ。何とも相場のつけようのない、価値判断のつけようのない、
一人のまことの人間、真人がおる。仏がある。一人ずつおるのじゃ。
皆の体の中に一人一人、無位の真人という、修行したこともなければ、
修行する必要もない真人が一人おる。陸軍大将でもなければ上等兵でもない。
正一位でもなければ従五位でもない。そんな階級はない。社長でもなければ社員でも
ない。位のつけようがない。男でもなければ女でもない。年寄りでもなければ若くも
ない。金持ちでもなければ貧乏でもない。偉くもなければ馬鹿でもない。
世間の価値判断で何とも価値を決めることのできん、霊性というものがある。
主人公というものがある。仏性というものがある。正法眼蔵というものがある。
本来の面目というものがある。