保育園に入れられて親が私を置いて帰ってしまった時、

悲しくてワンワン泣いていたのを昨日のように
思い出す。

それをなだめて下さる園長先生。

その時、私の魂が体から離れて、ワンワン泣いている
自分を冷静に見つめている自分がいた。

先生を困らせて申し訳ないなあ、
でも、わがままな自分を懸命になだめてくださっている。
ごめんなさい、ありがとう、という気持ちでいっぱいだった。