"完全教祖マニュアル (ちくま新書)"(架神恭介, 辰巳一世 著)からのこの引用を読んであなたのことを思い出しました。

"なお、イエスの時代では徴税人や売春婦などが社会的弱者として蔑まれており、彼らのような人たちをイエスが進んで仲間にしたのも前に書いた通りですが、古代ローマの哲学者ケルソスはこれを、「キリスト教は好んで『罪人』とか『無法者』に向かい、彼らは明らかに、単純で無教養な、のろまな人間だけを、そして又奴隷や女子供だけを説得して自分の側につけようとしている」と言って批判しています。社会的弱者に手を差し伸べたイエスの行為も、当時の時代状況にあっては「弱者を騙しているだけ」と取られていたのです。しかし、今の時代にあってはイエスの行為も正当に評価されていますよね? これは翻っていえば、あなたが死にかけの老人や社会的弱者に対し布教することも、たとえ今は騙しているように見えても、長い目で見れば正義に基づいた立派な行為になるということです。ですから、なんら悪びれることなく、じゃんじゃん布教してください。"

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