むかしむかしのことでした。
おじーさんと、おばーさんがいました。
あるとき、おばーさんがじゃわでせんたくしていると
おおきなももがどんぶらどんぶらながれてくるのがみえました。
おばーさんはいえにそのおおきなももをもってかえり、
ほうちょうでまっぷたつにきると、なかにいたももたろうもまっぷたつ
になってしんでしまいました。
おばーさんはせんゆうりだつぶつおうりょうとさつじんでつかまりましたが、
てんしがしんだももたろうをもとどうりにしていきかえらせ、おばーさんを
ゆるしてやれといったので、おばーさんはおとがめなしってことでいえにかえって
ももをおじーさんとたべはしたとさ。おしまい。