「世中(よのなか)にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし」
(在原業平、825-880年)

「久かたのひかりのどけき春の日にしづ心なく花のちるらむ」
(紀友則、850-904年)

「ねがわくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月(もちづき)のころ」
(西行法師(1118ー1190年)