>>232
はい、そんなのばっかりですね。
アダムとエバの息子、カインとアベルもそうですし、
アブラハムとサラの息子、イサク(笑うの意)も何を笑っているのだか。
イサクはユダ人の先祖。

アブラハムとサラの召使のハガルからイサクよりも先に生まれたイシュマエルは
追放され、やがてエジプト人の妻を迎えて、アラブ人の先祖となります。
(イシュマエル=神が聞くの意)

イサクとリベカの二人の息子、それが兄のエサウと弟のヤコブですが、
イサクが可愛がっていた、矢を射る名人、野の人エサウを妬んでか、狡猾に陥れて、
特権を手に入れます、
そのような事をされた憎しみを抱いたエサウですが、
カナンに戻って来たヤコブを温かく迎えます。

ヤコブは逃げていたのですが、夢で神がヤコブを祝福し
「今いる土地を、ヤコブとその子孫に与える」と言ったらしい。

神はゆるしてくださり、恵みある土地を与えてくださると、思っている
のが伺えます。

人物に投影されながら、人種対立があったことや、ユダヤ人(放浪の民)の劣等意識、
罪意識も垣間見せています。