詩篇

「いと高きかたのもとにある隠れ場に住む人、
全能者の陰にやどる人は

ヤハウェに言うであろう、

「わが避け所、わが城、わが信頼しまつるわが神」と。

ヤハウェはあなたをかりゅうどのわなと、
恐ろしい疫病から助け出されるからである。

ヤハウェはその羽をもって、あなたをおおわれる。
あなたはその翼の下に避け所を得るであろう。

そのまことは大盾、また小盾である。あなたは 夜の恐ろしい物をも、
昼に飛んでくる矢をも恐れることはない。

また暗やみに歩きまわる疫病をも、真昼に荒す
滅びをも恐れることはない。

たとい千人はあなたのかたわらに倒れ、万人はあなたの右に倒れても、
その災はあなたに近づくことはない。

あなたはただ、その目をもって見、悪しき者の 報いを見るだけである。

あなたはヤハウェを避け所とし、いと高きかたを
すまいとしたので、災はあなたに臨まず、

悩みはあなたの天幕に近づくことはない。

これはヤハウェがあなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道で

あなたを守らせられるからである。

彼らはその手で、あなたをささえ、石に足を
打ちつけることのないようにする。

あなたはししと、まむしとを踏み、若いししと、
へびとを足の下に踏みにじるであろう。

彼はわたしを愛して離れないゆえに、わたしは 彼を助けよう。

彼はわが名を知るゆえに、わたしは彼を守る。 彼がわたしを呼ぶとき、わたしは彼に答える。

わたしは彼の悩みのときに、共にいて、彼を救い、 彼に光栄を与えよう。

わたしは長寿をもって彼を満ち足らせ、わが救いを
彼に示すであろう。