エペソにある教会の御使に、

こう書きおくりなさい。

『右の手に七つの星を持つ者、七つの金の
燭台の間を歩く者が、次のように言われる。

わたしは、あなたのわざと労苦と
忍耐とを知っている。

また、あなたが、悪い者たちをゆるしておく
ことができず、使徒と自称してはいるが、

その実、使徒でない者たちをためしてみて、
偽者であると見抜いたことも、知っている。

あなたは忍耐をし続け、わたしの名のために
忍びとおして、弱り果てることがなかった。

しかし、あなたに対して責むべきことがある。
あなたは初めの愛から離れてしまった。

そこで、あなたはどこから落ちたかを
思い起し、悔い改めて

初めのわざを行いなさい。

もし、そうしないで心を変えなければ、
わたしはあなたのところにきて、

あなたの燭台をその場所から取りのけよう。

しかし、こういうことはある、

あなたはニコライ宗の人々のわざを憎んでおり、
わたしもそれを憎んでいる。

耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを
聞くがよい。

勝利を得る者には、神のパラダイスにある

いのちの木の実を食べることをゆるそう』。

(黙示録より)