>>364

補足

http://textview.jp/post/culture/33011

>最初は原始仏教の時代です。原始仏教とは初期仏教ともいい、釈尊在世(中村元〈はじめ〉先生によると、前463〜前383)の頃、および直弟子たちがまだ生きている頃の仏教を指します。
>紀元前3世紀頃、インド亜大陸をほぼ統一したアショーカ王の命により、息子(あるいは弟)のマヒンダによってセイロン(現スリランカ)に仏教が伝えられました。
>アショーカ王の妻の出身地が西インドで、マヒンダはそこで話されていたパーリ語の仏典をセイロンに伝えたため、ここにパーリ語で原始仏教が保存されることになりました。
>釈尊の生の言葉に近いものが残ったわけで、これは後世の我々にとって本当に幸運なことでした。
>釈尊滅後100年ほどが経った頃、紀元前3世紀に第二回仏典結集(けつじゅう)が行なわれ、そこで仏教教団は保守的な上座部(じょうざぶ)と進歩的な大衆部(だいしゅぶ)に分裂します(根本分裂)。
>それがさらに枝分かれし、二十の部派にまで広がります(枝末〈しまつ〉分裂)。
>その中で最も有力だったのが、説一切有部(せついっさいうぶ)という部派です。