キルケゴールの名言ちょっと調べてみた


医者なら、完全に健康な人間などというものはおそらく一人もいないと言うだろうが、
同じように、人間というものをほんとうに知っている人なら、少しも絶望していないという人間など、
その内心に動揺、軋轢、不調和、不安というものを宿していない人間など、一人もいないと言うだろう。
→分かる◯

気絶した人があると、水だ、オーデコロンだ、ホフマン滴剤だと叫ばれる。
しかし、絶望しかけている人があったら、可能性をもってこい、可能性をもってこい、可能性のみが唯一の救いだ、と叫ぶことが必要なのだ。
→分かる◯

可能性を与えれば、絶望者は、息を吹き返し、彼は生き返るのである。なぜかというに、可能性なくしては、人間はいわば呼吸することができないからである。
→分かる◯

信じる者は、可能性という、絶望に対する永遠に確かな解毒剤を所有している。なぜなら、神にとっては、あらゆる瞬間に、一切が可能だからである。これが信仰の健康であり、この健康が、もろもろの矛盾を解くのである。
→分からない×