シュタイナー教育の体験者が、その思想から抜けるのに、20年を費やした。
深刻な精神的被害である。

自分のような人が起きないように、啓発をしている。傾聴に値する記事である。

日本国内でも、シュタイナーは宗教としてではなく、教育、思想として紹介される傾向にある。

実態は、宗教であり、キリスト教からは異端とされ、オカルトの範疇に属する。

宗教的神話の世界に引き込まれるので、現実生活の対人関係に支障をきたすことが考えられる。

「おかしな人」と見做される恐れがあり、人々がなぜ自分から離れていくのかに気付かず、人間不信に陥ることも考えられる。

思想を克服することは、自分だけでしないことである。学び、語り、深める、小グループが必要である。特定の宗教を恐れるあまり、無宗教のグループに安心感を覚えるのは、避けた方が良い。

私は、宗教を危険視する立場ではなく、聖書との比較によって、シュタイナーの思想の検証を試みる方が、早く克服できると思っている。しかし、牧師やキリスト者の中にも、シュタイナーの危険性に気付かない人がいるので、この分野を知っている人と、学ぶことを勧める。

steiner.jpn.org/hihan/artunholy.html