>>613

この言葉を続きには、こうあります。

13:4 …彼(上に立つ権威)は無意味に剣を帯びてはいないからです。
13:6 同じ理由で、あなたがたは、みつぎを納めるのです。彼らは、いつもその務めに励んでいる神のしもべなのです…

 つまり、ここで直接的に言われている「上に立つ権威」とは、教会の指導者のことではなく、剣を帯びている者であり、税金を納める相手、即ち国家であり、この世の支配者、当時で言えば、ローマ皇帝という事になります。

 そのローマ皇帝が、皇帝崇拝を命じ、やがては剣をもって、本格的なキリスト教迫害に乗り出すようになるわけですが、「上に立つ権威」が、キリスト信仰を捨て去ることを要求してきたとしたなら、信仰を捨てるべきなのでしょうか…。
http://www.holyhope.net/colum0213.htm