が、限られた生活保護費の中で教祖を目指すべく宗教知識を手に入れるのはなかなか容易ではない。

そこで、彼は本屋での立ち読みやネットで知識を吸収する事を目論むが、いかんせん、狂信的な親の信仰に対する反感を持ち合わせていた彼が手を伸ばしたのは、ニューエイジやスピリチュアル、オカルト系の精神世界であり、その影響は今でも色濃く彼の主張に影を落としている。