> 又元有名俳優であったT,H氏によれば天国と言うところはその人その人が望むようなところ、その人にとって一番心地よいところと言っていたことを思い出します。
キリスト教が言っている天国と称しているところははたして万人にとって天国なのかどうなのかは解らないと言うことだけは言えると自分は思いました。長文となってしまいましたが是非ご意見をお聞かせいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

私の思うに、天国というのは現実逃避の場です。
人間なら誰でも永遠に生きていたいと思いますよね。
しかし、それは不可能なのが分かっているから、
「この世で死んでもあの世で生きていける」と現実逃避するのです。
また、身近な人を失うと悲しいですよね。
その悲しさを和らげるために「天国」という場を想像し、
「あの人は死んだけど、あの世で生きている」と信じて悲しみを和らげるのです。
別に、現実逃避することは悪いことではありません。
むしろ、この世の辛さ、苦しみなどを和らげるために必要な場です。
ただし、クリスチャンの場合は、
まるで自分たちが特権階級
にでもなったかのように、
自分たちが天国に行けることをひけらかし、
神を信じない=天国に行けない人たちを見下すのが不愉快なのです。
そういう風に言うと、決まってクリスチャンからこういう類の反論があります。

「そういうクリスチャンは本当のクリスチャンじゃない」
「そういう信仰は正しい信仰じゃない」
「本当のクリスチャンならそんなことは言わない」

クリスチャンは、何か自分たちに都合の悪いことが言われると、
それは正しいキリスト教じゃない、それは本当のクリスチャン
じゃないなど、
言い訳ばかりして自分たちの正当性を主張します。
では、正しいキリスト教って何ですか?
本当のクリスチャンってどんなクリスチャンですか?
正しい信仰ってどんな信仰ですか?
クリスチャンが言う
「本当」とか「正しい」ってどういう意味なのでしょう。
結局、それぞれに自分の判断基準こそが正しいと信じて疑わないのです。
この記事に書いた通りです。