ルシファーは約450万年前あるいは650万年前に 京都の北、鞍馬山に降り立った。そのことで鞍馬天狗烏天狗伝説が生まれたのである。ここではかれは魔王尊と呼ばれる。
 かれは金星の王子サナート・クマラと名を変え、地球の霊主、そしてロックグループ Three Dog Night が ”How does your light shine, in the halls of Shambala?”と歌った地底帝国シャンバラの王として現在も君臨している。

Sanat Kumaraのサイトからかれの属性を表す主な呼び名を以下にあげる。

The Great Sacrifice (偉大な犠牲)
The One Initiator(創始者)
The Voluntary Exile (自発的追放者 )
The Silent Watcher(黙する観察者)
Maha-Guru(マハ-導師)
The Lord of Flame(炎の主)
The Lord of Venusian Love(金星の愛の主)
Vishnu Krishna(ヴィシュヌ・クリシュナ)
Protector of Tibet(チベットの守護者)
Savior of Humanity(人類の救世主)
Hermes, the Interpreter(ヘルメス、解釈者)

 とこのように意味深長な多くの呼称が使用されているのである。

 サナート・クマラは時と場所によって変幻自在に呼び名や姿を変える。

古代アーリアの光明神ミトラ、ペルシアのゾロアスター教のミスラ、 ヒンドゥー教では毘沙門天(ヴァイシュラヴァナ)、ヒマラヤの財宝神クベラ、日本では金比羅などとなかなか正体をつかむのがむつかしい。

 とはいえ賢明な読者はサナートという風変わりな名前から魔王サタンの名前を容易に発見されるだろう。封印解きクイズとして少しお考えいただきたい。

 アナグラムとしてはだれでも見破れるほど簡単すぎて封印と呼べるほどではないようだが、 SANATはちょっと並べ替えればSATANなのである。

鞍馬寺で魔王尊であるのは当然といえる。こんな簡単なアナグラムでも気づかれなければ永遠に封印として機能するのだ。

 聖書でルシファーが堕天してサタンになったというのはサナート・クマラとなって地球の霊主、シャンバラの王となったということなのである。
http://fumio.music.coocan.jp/tuki94.htm