【ガチガチのガチレス】
私が皆さんの代わりに仏教という硬い干しイカを噛んで軟らかくします。
仏教は苦しみの多い現実を生きる上での個人の心の持ち方の助言です。
莫妄想(まくもうぞう)。妄想せず現実に即して生きる。
無心に坐禅して自我を消せば全ての苦しみから解放されます。
つまり、自分が直面している現実をありのままに受け入れて脇目も振らず一心に現実を生きれば煩悩が生じる余地が無くなり結果的に苦しみも生じないということです。それを現実に即して生きると言います。
現実に即する無の境地は実用性において、あらゆる思想に勝ります。どんなに素晴らしい思想も現実を生きる上で役に立たなければ無用の長物です。
肝心なのは現実を生きるということです。詳解すると、自分がやりたいことや欲しいものを探さずに、やるべきことを達成することだけに喜びを感じて生きるということです。
やるべきことだけに専念できる心は隙の無い無敵の要塞です。