@ ヤホニュ- >🐼   死ぬってどんな感じ?

アメリカ政府によると、この地球上では1時間に約7000人が死亡しています。
当然ではありますが、私たちは死という体験についてあまり知りません。
死ぬとき、私たちの体と心にはいったい何が起こるのでしょうか?
いろいろな情報を総合すると、それほど恐れることはなさそうです。

身体に起こること
死に方は実にさまざま。そこでこの記事では自然死を前提とします。
最初に強調しておきたいのが、正確な「死の瞬間」というものは存在しないこと。
死とは一連のプロセスであり、私たちにはわからないグレーな領域もたくさんあります。
とはいえ、法律上の死は2段階に分けられます。
最初に訪れるのが「臨床死」と呼ばれる状態で、心拍、呼吸、血液が止まります。
その後、「生物学的死」が訪れるまでの4〜6分間、体の細胞は生き続けます。
生物学的死を迎えると脳細胞が死にはじめ、蘇生が不可能になります。

では、そのプロセスにおいて、私たちは何を感じるのでしょうか?
スタンフォード大学で緩和ケアを専門とするJames Hallenbeck氏によると、
最後の数日は「アクティブ・ダイイング」(積極的死亡)段階と呼ばれているそうです。
その間に、次のような順序で欲求と感覚が急速に失われていきます。

1.お腹が空かなくなる。 2.喉が渇かなくなる。
3.言葉が話せなくなる。 4.目が見えなくなる。
5.耳が聞こえなくなる。 6.触られた感覚がなくなる。