ところで、さっき天から降りてきた御使いは、片足を海の上に、片足を地の上に乗せていたと言ったね
あれはイブという巻物を持つアダムを表しているんだが、彼が陸と海との双方に立っているということは、陸地が海に変わるように、イブの丹田と幽体に、海のような液状の気が満ちることを予告しているんだ
そのための、比喩だね

(わかりにくいわ、byみな)

それでいいんだよ、
わかりにくいのが丁度いい
誰にもわからず、こうして後年、作者の私が解説した時にだけ、論理的で腑に落ちるように作られている