もう少し見ると、
「2億人の騎兵隊は火の色と青玉色と硫黄の色の胸当てをつけていた。」
ここも、イブの強大な力を表すために、2億人の兵士(分の力)と表現し、
彼らの胸当てを3色で表した
本当は錬金術に合わせて4色にしたかったのだが、錬金術との関連を見とがめられる場合もあるから、わざと3色に減らした
本当はね、私はここは、
「銀色(=水銀)と白色(=塩)と硫黄の色と、水色(=清水)の胸当て」と書きたかったんだ
でも、我慢した
硫黄を残して数を減らし、後は全然違う色に言い換えたんだ

それから、「騎兵の乗る馬達は獅子のような頭と、蛇のような尾を持つ」
この火を吐く馬は、イブを表してもいるが、同時にサタン達をも表しているんだ
つまり、2重の相反する意味がある

獅子の頭の馬=勝利をおさめるイブ
蛇の尾を持つ馬=サタン達

獅子の頭の馬→イブは硫黄の気等の術を用い、その丹田は、かなり熱い
蛇の尾を持つ馬→サタン達はイブの用いた硫黄の術の煙などで、幽体の中(=馬の体内)がいっぱいになり、しまいに清まってしまう

という暗示なんだよ
だから、清められるのは、
「殺された3分の1の人間」と、騎兵達の乗る「馬」なんだ
これらがサタン達を表している
なぜって、イブという騎兵はサタンという暴れ馬を乗りこなせるからね
一頭の馬につき必ず一人の兵士が乗る、つまりくまなくサタンを1体ずつ、祓って処分していくことを、表す

こういうことは、事前に誰にも解かれなくてよかった
最後に発案者の私が来て、説明する予定だったからだ