>今養寺の重文、平安時代「木造大日如来坐像」みたいに七年かかって持主に戻ったケースもあります。
その事からも分かるように、日本国内で長期保管し、盗品でも取引する相手を見つけようとするブローカがいるようです。
大日如来坐像は数千万円の価値があると宣伝し、発覚したようですが、日本国内で高く売れると考えた訳で、
(国内での転売業者は金あまりの新宗教教団にでも売却する積りだったのかわかりませんが、あちらの方々からすれば
カルト団体などは日本でとても上手くやった商売と見えているそうですから、
高値で仏像を買う買い手がいると知れば、そうした風潮に乗っかって儲けようと期待する輩が現われる必然性が生じるのかも知れず、)
ニーズが無ければ
密送も難しくなった現在、リスクのみ大きいこうした稼業を大胆にも実行する者が出るのは不思議な気がしますよね。