「残りの人生は金体制崩壊のために」
その他、「リビア方式」と呼ばれる短期間の一括的な非核化を求めるジョン・ボルトン米大統領補佐官に対しては、「(北朝鮮問題の)解決策の一部になり得る」と、その強硬姿勢を肯定。
経済制裁については、「北朝鮮にミサイルが存在する限りアメリカは経済制裁を強めるべきだ」と強調した。

また、金体制に関しては、10年から20年すれば金体制への忠誠心を持たない若者が政権の座に着き、自然と崩壊するだろうと予想。
北朝鮮の本質を世界に知らしめるとともに、国外にいる同胞を啓蒙することによって変化を生みだし、「残りの人生をかけて北朝鮮のシステム崩壊を加速させるため最善を尽くしたい」と語った。

太氏が話すように、北朝鮮は核ミサイルの放棄に激しく抵抗するだろう。

しかし、韓国の文在寅大統領が北朝鮮に融和姿勢を強める中、このままでは核ミサイルを持った南北統一朝鮮が誕生する可能性もある。
日本はアメリカ頼みの現状だが、世界最大の核保有国であるロシアにも協力を要請し、日米露の三国で北朝鮮に圧力をかけるべきだ。
そのためには、早急な日露平和条約の締結が求められる。日本政府は今、決断を迫られている。