>>681
悟りを開く前の山は、そこに多くの動植物を孕み、多くの山の幸を人々に提供もするが
幾多の危険な難所がある山であり、人はその山を見て、様々なことを想像するぢゃろう

悟りを目指してる時の山は、登山道を登っておる最中にも、登ることや状況に囚われず
己がおる山の中にいて、山と思わず観念による心の動きを観察する行に励むと良かろう

悟りを開いた後は、山は山であり、登ってて疲れたら疲れたであり、喉が乾いたら乾いた
頂上付近が寒いなら寒い、山小屋で暖炉にあたって暖かかったら暖かい、それだけぢゃ

(-人-)