テサロニケ人への手紙

「さて兄弟たちよ。わたしたちのヤハウェなるイエス・キリストの

来臨と、わたしたちがみもとに集められることとについて、

あなたがたにお願いすることがあります。

霊により、あるいは言葉により、あるいはわたしたちから

出たという手紙によって、ヤハウェの日はすでにきたと

ふれまわる者があっても、すぐさま心を動かされたり、

あわてたりしてはいけない。だれがどんな事をしても、

それにだまされてはならないのです。まず背教のことが起り、

不法の者、すなわち、滅びの子が現れるにちがいありません。

彼は、すべて神と呼ばれたり拝まれたりするものに反抗して立ち上がり、

自ら神の神殿に座して、自分は神だと宣言します。

わたしがまだあなたがたの所にいた時、これらの事を

くり返して言ったのを思い出さないのてか。

そして、あなたがたが知っているとおり、彼が自分に

定められた時になってから現れるように、

いま彼を阻止しているものがあるのです。

不法の秘密の力が、すでに働いています。ただそれは、

いま阻止している者が取り除かれる時までのことです。

その時になると、不法の者が現れます。

この者を、ヤハウェなるイエスは口の息をもって殺し、

来臨の輝きによって滅ぼされるでしょう。