ポイント:上座部仏教は現世で功徳を積むことで来世の幸せを願う「来世信仰」

世俗を離れ出家して僧侶になり、悟りを開いた釈迦によって定められた「戒律」を厳守し、厳しい「修行」(経典の学習や瞑想)を行うことで心の執着を断って、
「苦しみ」の原因とされる「輪廻転生」から解脱して「涅槃」に到達することを究極の目的とする。
僧侶以外の信者は「在家」と呼ばれ、輪廻転生を信じ、より良い来世のため、現世で良い行いを重ねて功徳を積むことが一番大切なこととされている。
在家の男性は一生のうちに何度か仏門に入って(最低3日から数か月)戒律の中で僧侶と同じ生活を行う。
功徳を積むための方法は、僧侶への托鉢やお寺や僧院への寄付などが一般的。
最大の功徳は、
@仏塔(パヤ−)の建立で、以下、
A得度式の主催。
B僧院の建立。
C僧院へ井戸や釣鐘を寄進。
D僧侶を招いて行う共同の食事の主催。
E僧侶への布施。
F一般の人に対して行う親切。などとされる。
上座部仏教が伝わって以来、バガンで仏塔や僧院が次々に建てられていったことからも功徳を積むことの大切さ証明される。
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