【虚業教団】高橋信次はなぜ大川陸法に霊言したのか​
https://plaza.rakuten.co.jp/arrestro/diary/201810090001/

また高橋信次という名前じたい、それまで霊言していた日蓮や空海、キリスト、ソクラテス、孔子、坂本龍馬、卑弥呼などの中に置くと、 明らかに異質なものを感じる。

歴史の教科書には必ず登場するような有名人の霊言集がつづいていたところへ、ほんの一握りの人しか知らない、 しかも死後10年にしかならない人物が突然出現したのである。

内容のほうも「集まれ、団結せよ」と説くアジテーション風に急変していた。

霊言集の日付によると、トーメンを退職した翌日の7月18日に「高橋信次です」と高橋の霊がひょっこり降りてきたことになっている。

大川は『高橋信次霊言集』の まえがきで、次のように書いている。

「1986年7月、私が神理伝道のために勤務していた総合商社を退職するや否や、高橋信次氏からの、 ご自身の現在の考えを世に問いたいという強烈な願いが一条の光となって私の胸を貫きました。

私は同氏の熱意に打たれて、ついにこの書を世に問う決断を致しました」

しかしこうして見てくると、中原の影響とまでは言わないが、彼女との出会いをきっかけとして『高橋信次霊言集』が著わされたと結論するしかない。

しかも中原を前にしてテープに吹き込まれたものとなれば、この霊言集の産みの親はまさしく中原幸枝なのである。