【虚業教団】高橋信次はなぜ大川陸法に霊言したのか​
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ここで大川と中原の出会いについて触れておこう。

中原は高橋の存命中からのGLA信者だった。

幹部のような特別の立場ではないが、一会員としてずいぶん可愛がってもらったらしい。

高橋信次という人は、信者と気軽に接することを好んだようだ。

このあたりは、一般会員の前にめったに現れず、常に本部の奥にいて神秘のベールにくるまっていたい大川とはずいぶん違った。

自分の霊的能力、信仰の深さに対する確信の差だろうと言ったら、主宰先生にはこっぴどく叱られそうである。

講演会か何かの後、幹部との面談待ちをしているところへ、思いがけず高橋がひょっこりやってきて「次の人は誰?」と声をかけた。

たまたま〔次の人〕が自分であったおかげで信次先生の知遇を得た、というようなことを彼女は語っていた。

中原の父親がガンで余命幾ばくもないと宣告されたときは、ガンにはクマザサの葉が利くというので、わざわざ自分でとってきて届けてくれたという。

それで思い出すのが、大川の〔顔見せ興行〕である。

あれほど一般会員との接触を嫌っていた大川が最近になって、会員と親しく接する機会を正月に設けた。

一人五分前後の持ち時間で、本尊はお顔を拝みたい人がベルトコンベアー式に次々と入れ代わる。

しかし、そのためには何万かの拝観料を包まなければならない。