【虚業教団】高橋信次はなぜ大川陸法に霊言したのか​
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高橋は霊界と自由に交信することができ、その教えでは、顕在意識と潜在意識との間にできてしまった想念帯の曇りを反省によって取り去れば、 誰でも神とストレートにつながると説いている。

この思想はGLAの枠を超え、精神世界に関心を持つ人々に少なからぬ影響をおよばした。

善川や大川も例外ではなかった。

大川の『太陽の法』によると、彼がはじめて霊的体験をしたのは高橋の『心の発見』を読んでいる最中だったという。

しかし高橋は、わずか7年の後の1976年、その全盛期に自らの予言通り突然世を去った。

残されたのは、当時まだ19歳のお嬢さん、高橋佳子である。

偉大な指導者を失ってGLAは混乱し、分裂を重ねた。

一時は50万とも言われた信者や高橋の信奉者は、宙に迷うかたちになり、その数は1万数千にまで激減している。

そんなとき、不意に別の教団で開祖の霊がしゃべり出した。

むろん、宙に迷っているGLA信者や信次ファンを、取り込もうとする大川の戦略でもあったろう。

たとえば、中原幸枝などは、敬愛する高橋信次の面影を求めて大川に近づいた一人であった。

というよりも中原の存在が、大川に高橋信次の霊言を思いつかせたと言ったほうが たぶん正しい。

もっと正確に言えば〈幸福の科学〉の高級霊団の中心である高橋の霊は、中原の求めに応じて霊言を始めたのである。