愚かな女は、騒がしく、みだらで、

恥を知らない。

彼女はその家の戸口に座し、

町の高い所にある座にすわり、

道を急ぐ行き来の人を招いて言う、

「思慮のない者よ、ここに来れ」と。

また知恵のない人に向かってこれに言う、


「盗んだ水は甘く、ひそかに食べるパンは

うまい」と。

しかしその人は、死の影がそこに

あることを知らず、

彼女の客は陰府の深みにおることを知らない。

(ソロモンの箴言)