>>333 訂正
神聖なるクメール王朝は 後9世紀ジャヤバルマン二世という偉大なる半神の突然のアンコールワット建設から始まった。
しかし16世紀以降大航海時代、西欧の植民地政策によって、王朝は内部から食い荒らされ、
王が懐柔され、僧侶が無理矢理妻帯させられ、還俗させられるなどの出来事が頻発した。
王宮では、無理やり妻帯させられた僧侶のすすり泣く声が響き渡っていたと言う。
その後、弱体化は止まらず強大なクメール王国は衰退し、かつての繁栄を取り戻すことはもうなかった。
そして、大量虐殺を繰り返す長い歴史が始まることになる。

現在、カンボジアやベトナムでのその時の大量の死者たちを供養しているのは、
ふたたびアンコールワットへ戻って来た僧侶たちである。