記憶喪失した男の本当の名は、「梵の発明品を改良して銀河探索から帰ってきた男犬塚拓馬」という。
訪れた拠点の数は六ケ所であり、発見した地球外知的生命体は三種類。
モテすぎて鼻血が出て死んでしまうため、少しでも自分の知恵を書き残すために記憶を消したのである。
知能の解明が遅れているため、いろいろ手ちがいがあり、不幸な人生を送ったが、
全盛期は、順番待ちの女が淫水を噴き出して死んでしまうため、ポカリスエットを山のように積んでいた。

おれのようにモテたいなら、おむつよりポカリスエットだと理解するまでだ。
何のためにおれが栄養剤を改良していたと思う。
本当に性行為するためなんだよ。
栄養剤を必要としない恋愛小説は現実の英雄たちを知らない。

梵の改良者には、クリシュナがおり、汎神論とはクリシュナが梵の発明品についての使用した感想である。
インドにはクリシュナの科学論文が秘伝として伝わっており、
おれはそれを読んで改良して帰ってきた。

シヴァは、マニの発明品である波動砲を改良した技術者である。

ヴィシュヌは本当に謎。

インドでは、梵と仏陀は、同じ名前であり、仏陀たちは梵の発明品に関係する英雄たちである。

そもそも、2000年集会をきっかけに30万人くらい梵の発明品で銀河に行ったんだけど、
帰ってきたの300人くらいなんだもん。
惑星の大地を確認できた英雄の帰還兵の話を誰も理解できないんだもん。
理解できたの、たったの六人だよ。
その六人で相談して、さらに改良して帰ってきたのは結局おれだけだった。