わたしたちには一つの祭壇があります。幕屋で仕えている者たちは、
その祭壇の食物をたべる権利はありません。

なぜなら、大祭司によって罪のためにささげられるけものの血は、
聖所のなかに携えて行かれますが、

そのからだは、営所の外で焼かれてしまうからです。

だから、イエスもまた、ご自分の血で民をきよめるために、
門の外で苦難を受けられたのです。

したがって、わたしたちも、彼のはずかしめを身に負い、営所の外に出て、
みもとに行こうではありませんか。

この地上には、永遠の都はありません。きたらんとする都こそ、
わたしたちの求めているものです。

だから、わたしたちはイエスによって、賛美のいけにえ、すなわち、
彼の御名をたたえるくちびるの果実を たえず神にささげようではありませんか。

そして、善を行うことと施しをすることとを、忘れてはいけません。

神は、このようないけにえを喜ばれるのです。

あなたがたの指導者たちの言うことを聞きいれて、従いなさい。
彼らは、神に言いひらきをすべき者として、あなたがたのたましいのために、

目をさましています。彼らが嘆かないで、喜んでこのことをするようにしなさい。
そうでないと、あなたがたの益にならないからです。