生きる自由 ところで不可思議に満ちた通過と帰還はどんな結果をもたらすだろう。戦場は生を営む場の象徴である。そこで
は生きとし生けるものが他の生き物の犠牲のうえで生の営みをおこなつている。生にまつわる避けがたい罪の自覚で心があま
りに痛むため.ハムレットやアルジェナのように人は行き続けるのを拒否する場合がある。他方我々の大部分がそうである様
に.自分自身についてしょせんは正当化されない虚偽のイメージを作る場合だつてある。つまり自分はこの世の例外的存在で
あって.他人のように罪人ではなく.善人だから避けがたい罪を犯しても是認されるのだと想像するのである。このような
手前嘗てな正義からは.自己ばかりではなく人間と宇宙双方の本性について誤解がうまれる。神話の目的は個人の意識と宇宙
の意志を和解させ.それによってこのような無知に対する要求を追放するところにある。さらにこの和解は時間といううつろ
いやすい現象と.すべてのなかで生きかつ死にゆく不滅な生命との真の関係を悟ることによつて成立する。
?まあそうは僧なんだけど今はお先は全く見えず明朗とも行かず迷路の中で糸も信用できず私の思うようにならず当たり前に居る