転輪王経は、末法に向かう道すじを具体的に説きます。
(続きの引用です)

第四章
「比丘達よ、転輪王が罪人を殺すのを見て、罪を犯す者は、殺してしまう方が良いと いう、邪まなる思いが、人々の心の中に生まれ始めた。」
 「こうして、世の中に、殺生が増え始めた。世の中に、偸盗が現われて、殺生が現われた。
 人々は、殺した者を捕らえて、王に引き渡した。」「王は、罪を犯した者を見て、こう言った。
 『おまえは、どうして、人の命を絶ったのだ。』『大王よ、それは嘘です、私は殺していません。』
 
 「こうして、世の中に、妄語が増え始めた。
 世の中に、殺生が現われて、妄語が現われた。すると、八万歳の寿命が、四万歳まで縮まった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 中山みきは「貧乏せい」と言われた。
 お釈迦様は貧困が、盗みと、殺人と、でっち上げを生む社会の因果を説かれました。
 「難儀せねば、難儀なるものの心わからん」と、「落ち込め落ち込め」と教えました。

 天理教団は衰退ではなく、落ち込め落ち込め、そういう旬です。