二代真柱は「てんりんおう」の神名を神名と認識していた。
 しかし「天理王」が中山みきの神名だとして、二代真柱は公然化している。

 現実に天理教団と言うのは「天理王」の教団であり、それは初代真柱がそう願ってお指図は「宗旨」として、天理王命を許しているから、間違っているとまでは言えない。

 しかし中山みきは弥勒菩薩の降誕であり、転輪王であるとの認識を有していて、皇教にて神聖政治を行おうとした国家に配慮して、天理王の教えと定義した。

 てんりんおうでは、時の政府にあまりに刺激的過ぎた。帝王という意味を有す。
 https://kotobank.jp/word/転輪王-579112 引用しよう。
大辞林 第三版の解説   てんりんおう【転輪王】
 インド神話で、正義によって世界を治める理想的帝王。
 仏教では三十二相・七宝を具備するとされ、天から感得した輪宝りんぼうを転がして四州を治める。
 輪宝の種類により、鉄輪王・銅輪王・銀輪ごんりん王・金輪王の四輪王がいる。
 転輪聖王。輪王。