ギリシャ語には“威厳もしくは卓越の複数”がない
それで七十人訳の翻訳者たちは創世記 1章1節でエローヒームに対応する言葉としてホ テオス(神,単数)を用いた
申命記 6章4節を引用されたイエスの答えが述べられているマルコ 12章29節でも同様にギリシャ語の単数形ホ テオスが用いられている
申命記 6章4節のヘブライ語本文には四文字語<テトラグラマトン>が2回出て来るのでこの箇所をもっと正しく読むとすれば
「わたしたちの神エホバはただひとりのエホバである」(新世)となる
そのように話されたイスラエル国民は三位一体を信じていなかった
バビロニア人やエジプト人は三つ組の神々を崇拝していたが四文字語<テトラグラマトン>のエホバはそれとは異なっておられることがイスラエル人にははっきりと示されていた