ヨハネ 1章1節には,テオス(神)というギリシャ語の名詞が2回出てくる
最初に出てくる語は全能の神を指しており,「言葉」はその方と共におり(つまり,「言葉[ロゴス]は神[テオスの変化形]と共におり」)ましたとなる
この最初のテオスの前には,トン[英語では“the”で,「その」の意]というギリシャ語の定冠詞の変化形が付いており,この定冠詞は別個の実体,この場合には全能の神を指す
(つまり,「言葉は[その]神と共におり」ました)