0466神も仏も名無しさん
2017/10/21(土) 00:26:32.64ID:PZy9NPD+「この宗教団体、アルバイトまでさせてお金を払わせる気だな」
と警戒するだろう。ところが、深見青山を信じきっている人は、
この文章をそのまま受け取ってしまう。
そして、深見がいう「物施(お金を出すこと)に励めば励むほど
功徳を得られる」をそのまま信じ、せっせと神法悟得会に参加し、
数々の秘法を受け、お金を注ぎ込むわけだ。
元会員が苦笑しながら、話す。
「信じているときは、まったく疑うようなことはしませんでした。
何しろ、信じていたのですからね」
信じることは楽しきことであり、滑稽でもあり、お金がかかるものらしい。
深見青山のやり方の特色の一つは、
会員が騙されたと気がついても、
被害者意識が生まれないことにある。
統一教会であれば、洗脳されて壷を売る人はともかく、
壷を買わされたという被害者はいる。
それに、壷という物的証拠もある。
しかし、コスモメイトの場合、神界グッズなどを
別にすれば物証はないし、だいいち会員はそのときには
納得して三百万円、五百万円と出費している。
一億円注ぎ込んだ会社の社長も、
「今から考えると、騙されたと思いますが、
あのときは家族の病気がよくなるだろうと
信じてお金を出していましたから。裁判といっても・・・」
と諦めているのである。
ともあれ、会員は物施に励み、毎年コスモメイトに
百億円近くの現金が転がりこむようになった。
これを深見青山は何に使っているのだろうか。
深見は言う。「事務所の維持に、お金がかかるし、
それに盲人ゴルフ協会などに寄付しています」。
これを受けて、日本女子大の島田裕巳助教授は
「深見は盲人ゴルフの普及などにつとめ、社会に対する
貢献を考えている」(『文芸春秋』九三年一月号)と書く。
はたして、そうか。