医薬関係者である元会員の場合はこうだ。
「高校時代から西洋医学より東洋医学に興味がありました。
西洋医学では人は救えないと思っていましたから。
それで大学では東洋医学を学びました。
一方で、学生の頃から神とか霊に興味もあった。
医療の現場で、西洋医学でも東洋医学でも治らない
患者さんを見るようになり、何かの霊的な作用が
あるのではないかとますます考えるようになったのです。
そんなとき、深見さんの本を読んだ。それで、すごいと。
やはり、人間には業とか因縁とかあり、
それを断ち切らなければならない、
そのためには除霊が必要だと思ったのです。
今から考えればバカバカしい話ですが、
魂をきれいにすれば、真心が神に通じて、
身体の状態がよくなると考えた。
それで、コスモメイトが提案する行事に参加するようになったわけです。
交通費を含めると一千万円以上は使ったでしょう。恥ずかしい話です」

京大を卒業後、そのままコスモメイトに入り
深見の秘書となった青年は、こう話す。
「もともと霊的なものに興味がありました。
浪人中に守護霊関係の本を一冊読み、
この世に霊はいるのではないかと思った。
一浪後、京大の経済学部、神戸大の経済、
それに同志社大の経済と法学部と、
受験した大学すべてに受かったのです。
奇跡が起こったと考えました。
きっと、守護霊が困っている僕を助けてくれたのだ、と。
京大の入学式の日に手にとったのが、
深見の本でした。それからはまっていった」
「京大はエリートコース?そうは考えませんでした。
今の資本主義の中で競争して勝ち抜いていくという
生き方はいやでした。やはり、人のために、
世の中のために役立つような仕事がしたかった。
コスモメイトなら人が救えると本気で考えました。
昔のように学生運動があったら、
おそらくそっちの道に行っていたと思います。」